天戦地冲(てんせんちちゅう)VS(バーサス) 中国式四柱推命(ちゅうごくしきしちゅうすいめい)

天戦地冲(てんせんちちゅう)とは
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天戦地冲(てんせんちちゅう)。天剋地冲(てんこくちちゅう)とも言います。四柱推命の世界に昔から存在する、「怖そうだけど、ぜんぜん気にしなくていいシロモノ」の1つです。空亡(くうぼう)とか、倒食(とうしょく)とか、そんな言葉と似たようなものと捉えたらいいでしょう。

 

気にするだけ時間の無駄なものの1つが天戦地冲(てんせんちちゅう)であり、天剋地冲(てんこくちちゅう)です。もし、ネット上にて、「天戦地冲(天剋地冲)には注意しましょう~」とか、「天戦地冲は60年に1度巡ってくるので~」とか、不安を煽る感じで、あれこれ長々と記事を書いてる方を見かけたら、「この占い師はたいしたことない」と思って差支えありません。

 

冷静な思考と広い視野で、四柱推命を極めるべく徹底的に学んでいたら、「天戦地冲には注意しよう」という理論に行き着くことは、まずありません。流派とか、そういう問題ではございません。その方のセンスの問題です。天戦地冲を「使える理論だ」と許容している時点で、たかが知れているのです。

 

現在、弊社の四柱推命通信講座の最高峰のコースである、「研究科コース」のとある解説にて、天戦地冲(てんせんちちゅう)を少し扱っています。その解説にて、受講者さまにわかりやすく伝えるために、私(武田)の天戦地冲(てんせんちちゅう)を出してみました。

 

私の日干支は「癸丑(みずのとうし)」なので、偏官である「己」と「未」が巡る、「己未」の年が天戦地冲の年です。そして最近では日干を剋す五行で陰陽が同じ偏官(へんかん)だけではなく、日干が剋す五行で陰陽が同じ偏財(へんざい)の年も、天戦地冲(てんせんちちゅう)と扱うそうです。う~ん、そんなこと初めて聞いたみたいな感じです。

 

余談はさておき。その、「偏財年と冲の年も天戦地冲と扱う」という戯れ言に乗ってみるかと思い、私の偏財年で冲の年を探したところ、直近で2027年でした。2027年は「丁未(ひのとひつじ)」です。天戦地冲理論(てんせんちちゅうりろん)では、私の2027年の運気は良くないってことなのでしょう。

 

しかし、私の信じる中国式四柱推命では2027年はすごく良い運気と出てます(笑)。その証拠を画像でお示しします。2027年のところを見てください。前年2026年も良いですが、その次の2027年、2028年、2029年と良い運気が続くのです。

よし!どっちが当たるかシロクロ付けようじゃないか!ということです。天戦地冲の理論が正しいなら、私の2027年は良くないのでしょう。とにかく、「良いか良くないか」でジャッジしましょう。天戦地冲の年は悪いわけではないとか、リセットするだ、転換の時期だ、今までのやり方を捨てるだ何だと曖昧な、どっち付かずな解釈はやめていただきたい。

 

私の行う中国式四柱推命では2027年は「良い」とはっきり出てます。よって、天戦地冲理論は、2027年を「良くない」としてください。

 

もし、私の2027年が好調だったら中国式四柱推命が正しく、天戦地冲の理論は正しくないということです。もし2027年、私が不調だったら天戦地冲の理論は正しいということです。

 

2027年が不調か好調か、私自身が客観的に分かりますし、受講者さまも分かると思います。私は正官人間(せいかんにんげん)なのでウソはつきません。2027年の12月くらいに結果発表としましょう。それまでお楽しみに。

もし、2027年、私が色々と不調で大変な状態で12月を迎えていたら、天戦地冲を信じる占い師さんに心から謝ります。と同時に、中国式四柱推命の信用は完全に地に落ちますね(笑)。そのくらい覚悟はしてます。今回、覚悟して勝負を挑んでます。

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