B’zの曲について(転調)

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全く四柱推命と関係の無い話を熱く語りたい!って時が時々あります。それが「今」です。この記事を書いたら真面目に仕事しますのでお許しください。

B’z

押しも押されぬ日本を代表するロックバンドであります。わたくし、過去に音楽のことをあれこれ学んでいたことがあり(専門学校にて)、その時にいろいろな曲のKEYのことや、転調なども耳を鍛えながら学びました。自慢にも何もなりませんが、音楽学校の授業中に、先生がとあるコード進行をピアノで弾いて、その曲のKEYを当てるクイズを行いました。その授業で私は、ほぼ毎回、クラスの誰よりも早く正答を言えました。

 

わたし、「耳」には少し自信があり、色々なところから流れる曲を聴いて(お店の店内BGMとかTVのCMソングなど)、大体のコード進行が分かります。全ての曲が完璧に分かるとは言えませんが、おおむね分かります。そのくらい音楽は私にとって、いつが始まりなのか分からないのですが体によく馴染んだ自然な存在です。

 

前置きはこのくらいにして。そんな私がB’zの曲を車の中で、人生の中で初めて真面目に「音楽的」に聴いて驚いたことがあります。妻がB’zのべストアルバムを持っていたのを借りたのです。

 

B’zの曲を特に耳をそばだてて聴いていたわけではありませんが、前述の「曲のコード進行が分かる」という特技が自動的に発動し、B’zの曲のコード進行を頭が勝手に読み取ります。

 

その途中で、たいそう驚きました。当初、「なんじゃこりゃ!?」と頭の中は、はてなマークが飛び交ってましたが、時間の経過とともに次第に落ち着きました。曲がいい!とか、松本さんのギターがスゴイ!とか稲葉さんのヴォーカルがカッコいい!とかで驚いたのでは決してありません。

 

何に驚いたか?というと、「転調(てんちょう)」が斬新すぎる点です。斬新というか無理筋というか何というか。あくまでも私の培った音楽理論の中では、あり得ない転調がバンバン、ヒット曲に出てくる(笑)。B’zが少しずつ売れていく最中で、けっこう攻めた曲作りを初期の頃からしていたんだな~と妙に感心しました。普通、ヒット曲を狙って出すとしたら、「王道のコード進行」とかで出すものだと勝手に思ってました。言い方は悪いですが、B’zは邪道なコード進行でヒットを狙ったと言えるでしょう。そこが斬新というかスゴイです。

 

音楽って面白いなと改めて思いましたし、「こういう転調もアリなんだ。今度、バンドで曲作るってなったら真似してみよう」と思いました。

 

「B’zの曲は転調が多い」ということを、2025年の10月半ばに、わたし、初めて気付きました。転調って別に悪いものではありません。ただ、転調にはルールというか色々なセオリーみたいなものがあります(私の考えでは)。

 

よくある転調のケースは、Am(マイナー)だった曲がサビで「A(メジャー)」に変わるとかです。これは単純に「m」が取れただけなので違和感が比較的に少ない転調です。

 

他よくあるのはAmだったのが「C」に変わるとかです。これはEmがGに変わるとか、F#mがAに変わるとかと同じパターンで、よくあります。この転調は音階は全く同じなので(使用する音は同じ)、違和感が非常に少ないです。

 

B’zの曲の転調は、そんな古びた転調ルールを完全に無視したものです。それでも日本を代表する大人気バンドですし圧倒的な支持があります。皆さん、転調しまくるB’zの曲を普通にカラオケで上手に歌ってますので、転調の度合いがかなり大きくても、聴く分にも歌う分にもあまり違和感は無いということなのでしょう。

 

以上、最近の驚いた話をお伝えしました。B’zのライブは1度だけ行ったことがあります。2005年頃だったか、当時のヤフードーム(福岡)で8月頃に行われたライブです。愛のバクダンを出したあとのツアーだったような。演奏は良かったですが、どうしても曲を音楽的に聴いてしまうクセが出てしまい、ライブ中、「頭の中に、曲のコード進行が表示されてしまう」ので純粋にライブを楽しめませんでした。

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