三柱推命占い師の特徴

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最近、本当によく見かけるのですが、四柱推命という看板を出しているのに(ブログタイトルには四柱推命と出している。やっぱりアメブロ率高い)、なぜか生まれた時間を考慮しないとか(それ四柱推命じゃなくて、三柱推命です。四柱推命ではありませんし、四柱推命の精度など、とうてい期待できません)。

四柱推命と算命学をごっちゃにしている、自称四柱推命占い師

この、四柱推命 算命学ごった煮占い師の存在自体はどうでもいいのです。私に特に害はないし、一生関わりの無い方々ですから。私が問題視しているのは、「一般のお客様」が、この三柱推命占い師のなんちゃって三柱推命を信じ込んで、人生の良い時期を無為に過ごしてしまう可能性があることです。いくら、「確かな的中率」とか、「生まれた時間が無くてもきちんと判断できる」などと取り繕っても、しょせんは、「さんちゅうすいめい」ですから、四柱推命のような精度高い判断は期待できません。それが生まれた時間を考慮しない、「三柱推命」の特徴です。

 

この一連の「四柱推命、算命学ごっちゃ占い師」は、四柱推命というタイトルを付けてるわりにところどころに、「算命学」という用語が出てくる・・・・・・・・意味が分からん。四柱推命なのに、「天中殺」を使うらしい・・・・。

 

生まれた時刻を考慮しないのに鑑定料金がウン万とか・・・・・生まれた時刻考慮しないでウン万を平気で取ろうとする、その怖いもの知らずの度胸に驚きます。たぶん、この方々、「何がおかしいか、何が変なのか、なんで私(武田)がこんなに突っ込みを入れるのか、まったくわかっていない」と思われます。

 

あなた方、それでもホントに自信を持って、「私は四柱推命のプロ占い師です」と言えるのですか?と直接、会って聞いてみたい。何なら、その方と私で四柱推命の腕比べをしてみたいものです(遠慮なく言ってきてほしいです)。

 

しかし、三柱推命(さんちゅうすいめい)を、四柱推命(しちゅうすいめい)と平気で名乗る風潮は良くないです。この点だけは、私以外のよその流派の四柱推命をされる先生も(時刻をきちんと考慮する先生)、許しがたいのではと思います。

 

※「生まれた時刻が分からない場合でも受け付けますが(時干支をなるべく推測してみます)、精度が下がります」などと言ってるなら、まだ分かりますが、最初から、「生まれた時刻は必要ありません、無くても大丈夫」とアナウンスしているなら、それは四柱推命をしようという考えが最初から無いのですから、「四柱推命(しちゅすいめい)」ではなく、最初から、「三柱推命(さんちゅうすいめい)で占います」とアナウンスすべきでは?と思います。

 

そのほうが、一般のお客様に対する説明義務をきちんと果たしていると言えるでしょう。

 

三柱推命(さんちゅうすいめい)を、四柱推命(しちゅうすいめい)とうたうのはよくないな~。

 

三柱推命で料金がウン万については、その方が勝手に決めたことなのでどうでもいいですが、率直に言えば、あり得ない。この四柱推命の業界のことや、日本にいらっしゃる四柱推命の諸先輩に対する最低限の敬意をきちんと持ってれば、そんな価格設定は普通はしないものです(自己のことしか考えていないということです。

 

一般の皆さまも、もっと冷静になって下さい。生まれた時刻を使わない四柱推命は、四柱推命(しちゅうすいめい)ではなく、三柱推命(さんちゅうすいめい)ですよ。三柱推命には、四柱推命のような「よく当たる」という付加価値はありません。そして、この「四柱推命 算命学ごっちゃプロ占い師」は既に吐いて捨てるほど日本にいます。すでに飽和状態です。日本に10年以上前から存在するたくさんの四柱推命猛者の四柱推命技術にはとうてい適いません。

真剣に事業やビジネスをする上で、「事実」はごまかしたり隠すものではありません。事実を正直に出した上で、社会に己の「存在意義」を問うてみるという清廉な姿勢が、人の上に立つ人物として必要かと思いますが、いかがでしょうか。少なくとも私はそのような意識で10年間やってきました。

 

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四柱推命と算命学について

最近、色々な方々のブログ、サイトを覗きます。同業の方の偵察が主です。すると、「四柱推命」をされると看板にはあるのに、四柱推命ではなく算命学をされてるとか・・・はて、いつの間に、算命学のことを四柱推命と言っていいと決まったのだろうか・・・・謎です。

 

そのほか、四柱推命のはずが、「空亡」ではなく、「天中殺」という用語を使っている方とか。おそらく算命学も知ってらっしゃるのでしょうが・・・う~ん、よくわからない。

 

算命学よりも、四柱推命のほうが知名度、評価、ネームバリューが高いから?

なんだか四柱推命と算命学がごっちゃになってる人がいますが、じゃあ、算命学という看板を出せばいいのに出さないんですね。それは、「算命学よりも、四柱推命のほうがネームバリューがある」のが大きな要因でしょう。商売上は、「算命学で占う」というより、「四柱推命で占う」といったほうが、お客が集まるんじゃないでしょうか。

牛肉1割、豚肉9割使って、ビーフカレーって言ってるのと近いかもしれません(笑)。

 

まっとうな四柱推命プロは天中殺、空亡など見向きもしません

私が開業した11年前も、日本中に天中殺、空亡があふれていて、そういう不勉強占い師に人生を惑わされないようにと、弊社が、「天中殺、空亡、十二運を用いない中国式四柱推命」と銘うって仕事をやってきましたが、まだまだ、天中殺、空亡など根強いというかなんというか。別に、天中殺、空亡を駆逐しようとは思いませんが、一般の方が、天中殺、空亡をいたずらに心配しなくていいように、「まっとうな四柱推命プロは天中殺、空亡など、完全無視」という現実を少しでも知ってもらいたく、これからも活動していきます。

 

天中殺、空亡など気にするだけ無駄です

「天中殺、空亡」は一切気にする必要はありません。弊社が自信を持って言います。「天中殺、空亡、大殺界」はいっさい無視してよろしい。天中殺年に生まれた子供がどうのこうのとか、完全にナンセンスであり、その理論は「四柱推命」ではありません。四柱推命の面をかぶった、四柱推命もどきに騙されないようにご注意ください。天中殺、空亡年が運気がいいのか、悪いのか、どちらかになるのは当たり前です。天中殺、空亡年が良いのか、良くないのかをはっきり、こっち!と判断できるなら、四柱推命占い師として合格です。それができず、「良いことが起こることもある、そうでなく良くないことが起こることもある」とまでしか言えない方は、私からすると不合格です。

 

歴史のねつ造?算命学と四柱推命、どちらが先?

あと、たま~にサイトで見かけるのですが、「四柱推命は、算命学をもとにして作られた」などです(笑)。もちろん間違いです。どんだけ、算命学押しなんだよ!と思います。算命学が好きなのは別にいいのですが、四柱推命の権威を使って、算命学の優位性を説いてるサイトを見かけると、ムカムカします。ただ、算命学は根本的に四柱推命とは概念などが違うようなので、算命学と四柱推命は、「似てるが別物」と認識したほうがいいでしょう。私としては、算命学に関わるつもりは全くないし、算命学使いの方も、四柱推命にあれこれと口出ししたり、算命学のほうが優れているだの主張せず、別物として共存していくのがベストではないかと思います。

 

なぜ四柱推命ができるプロが、わざわざ算命学を覚えるのだろう?

最後にもう1つ。四柱推命のプロの方で、算命学を覚えようとしている方を見かけますが、なんでだろう?。不思議でしょうがない。四柱推命のプロとしてお金をいただいてるなら、四柱推命のプロとして恥ずかしくない技術を最低限もってらっしゃるのが普通だと思います。最低限のプロとしての四柱推命技術があるなら、算命学(四柱推命よりも精度の下がる三柱推命)をわざわさ覚えなくても・・・と思うのですが。

 

もしかして、四柱推命のプロというわりには、四柱推命の勉強が足りてないのでしょうか?いや、そんなはずはありません。堂々と四柱推命のプロとして看板出して、お客様よりお金をいただいているくらいですから、淵海子平、滴天髄、窮通宝鑑、神峰通考の書の、どれかは多少勉強された上での(かじってるくらいでも良しとしましょう)、四柱推命プロでしょう。

 

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