非情な人間と思われるかもしれませんが・・・

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10年以上前になりますが祖母が亡くなりました。私の幼少期から小学校ぐらいまで、母に代わって、祖母がよく面倒を見てくれました。祖母が亡くなってお通夜、葬式となり、どことなく慌ただしい感じがしました。当時は個人事業のM&L コンサルティングでしたが、まだまだ経済的に安定しているとは言えず、1日、1日必死に仕事していました。

 

人(家族)が亡くなることは一般的には悲しい出来事ですが、私の場合、「人はいつかは必ず死ぬんだし、人が死んだから全て無になるわけでもなく、魂は永遠に存在する」という考えを持っていたので、正直に言えば、あまり悲しくなかったです。「ばあちゃん、この世からいなくなるけど、そのうち、天国かどこかで会いましょう。それまでお元気で」みたいな(笑)、ライトな気持ちといいますか。

 

だから、私は、祖母のお通夜、葬式の行われた2日間とも、帰宅したあとは普通に仕事してました。私にとっては仕事(四柱推命)こそ、自身の生きる糧でありましたから、言い方は悪いですが、身内の誰かが死んだから、その仕事を完全にストップするという事自体、あり得ないという感覚でした。私が今現在よりも100倍、「四柱推命で成功しよう!」と意気込んでいた若かりしころです。

 

M&L コンサルティングは今年で15周年を迎えましたが、これまでの14年間、「休日以外で、仕事を完全にストップしたこと」は1日も無いです。私は、「何が起ころうとも止まらない(やめない)安定した稼働率」も四柱推命のプロになるための1つの才能だと思ってます。

 

当講座を受講された方の中でも、当初の志(四柱推命を身に付けたい)を様々、諸々な理由で途中で諦めてしまう方が少なくありません。色々な事情があるのはわかりますが、私からすると、「さほど四柱推命に対して情熱は無かったのだろう」と感じます。「本当に好きなこと、やりたいこと」なら、何があろうともやめないものですし、やめないといけない、どん底の状況なんて、そうそうなりません。むしろ、「どん底の時こそ、その勉強中の四柱推命が心の支えになる」という状況にならないといけません。そのくらい、四柱推命に心酔して惚れ込んで、毎日、四柱推命のことを考えながらプロを目指すのです(私がそうでした)。四柱推命があるから今まで人生を無難にやってこれたと思ってます。

 

彼氏(彼女)と別れたから四柱推命の勉強をやめるとか、転職して忙しくなったから四柱推命の勉強をやめるとか、離婚したから四柱推命の勉強をやめるとか、子どもが進学したから四柱推命の勉強をやめるとか、主人が新しい仕事を始めたから(手伝うため)、四柱推命の勉強をやめるとか、引っ越しして落ち着かないから四柱推命の勉強をやめるというのは、私的には「四柱推命の勉強をやめる理由」に全くならないです(笑)。

 

でも、その方々は、それらを「四柱推命をやめる理由」にしたんですから(理由にしたいのでしょうから)、それで良いのではと思います。できることなら、四柱推命の勉強をやめる理由など考えず、「四柱推命をやめない理由」を必死に考えて欲しいものですが、「四柱推命の勉強をやめたい人」に対して、私が何を言っても響かないでしょう。

 

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