運気が下がる年は、「天中殺」以外にたくさんあります。そもそも天中殺年が運気が悪いとはかぎりません。

2018年12月15日

今日も天中殺について。世の中には、「天中殺」の年は必ず運気が下がると信じて疑わない、一般の方がいるようです。それはそれでしょうがないのですが(私が何を言っても馬の耳に念仏なので)、前々から思ってた、もっと重要なことがあります。それは・・・・

 

運気が下がる年は、「天中殺、空亡、大殺界」と言われる年以外にたくさんあるという事実を、まったく知らない方がかなり多いと感じます。「気にするだけ無駄な天中殺のこと」は徹底的にネットで調べ上げる情熱はあって、私が言ってる本当に運気が下がる年は全く気に留めないし、知らないなんて(まあ、しょうがないですが)。

 

天中殺、空亡、大殺界の年については、「運気がすごく良い」可能性もあります。しかし、私が気にする、「本当に運気が間違いなく下がる年、運気が良くない年(運気が下がる年が数年続く期間)」については運気が良い可能性はゼロです。皆さん、まったく気にも留めないし、「え?そんな年あるの?天中殺が1番良くないんじゃないの?」ぐらいの認識しか無いのでしょう。

 

とんでもないことだと思います。馬〇の1つ覚えのように、「天中殺、空亡、大殺界」しか視れないプロの占い師がいるのかもしれませんが、とにかく、天中殺よりも、もっと注意しないといけない時期があります。そんな「本当に運気が下がる年(時期)」こそ、皆さんは気に留めるべきです。

 

※こういう脅しにも思われかねないこと(運気が本当に下がる時期がある)を主張する人間は、世の中にはあまりいないでしょう(特にアメブロ占い師はまずこんなことは言わない)。でも、私はこれを10年間、言ってきました(稀に信じて下さる懸命な方もいらっしゃいます)。

 

「それって、大運天中殺とか、宿命大殺界のことでしょう?」と思ったアナタは、なんにも分かっちゃいねえ!なんにもしらねえんだよ。

 

じゃあ、どんな年が本当に運気が下がるのか?を少しお教えします。中国式の四柱推命理論で分かりやすく説明します。全ては説明しきれません。

 

●春月生まれ(寅、卯、辰の月)で、忌神の庚、辛が巡る年(庚、辛の通変星は問わない)。大運と年運で庚(辛)がダブルで巡る年は注意。細かく言えば、日干が乙で喜神なら辛が良くない。日干が甲で喜神なら庚が良くない。

 

●日干が弱い身弱の内格の方で、官星(正官、偏官)が大運と年運でも同時に巡る年(時期)。同時に官星を強める十二支も巡ればさらに良くないです。食傷、財星も良くありません。

 

●天干にある大事な通変星(喜神に限る)をもろに剋す通変星が巡る年(大運、年運でダブルで巡る時など)。同時にその通変星を強める十二支が巡ると、さらに良くないです。

 

●天干にある大事な通変星(喜神)を強める唯一の根が地支にあって、その地支を冲や支合する十二支が巡る時。それらの時に、上記のケースが重なると、さらに注意。

 

●天干にある良くない通変星(忌神に限る)を強める干関係の通変星が大運、年運でダブルで巡る時など。

 

●従格(じゅうかく)の場合は、従神(じゅうしん)を剋したり、無作用にする十干が大運、年運で巡る時(重なると本当に注意)。

 

●地支に忌神の地支が多くあり、天干にその忌神の五行は無いが(2支、3支、4支とあって月令を得ているなど。専門用語で暗蔵養虎と言います)、行運でその忌神の地支と同じ五行の十干が巡った時。

 

以上です。ちょっと小難しいですね。でも、本来の四柱推命(子平、八字)は、何百年前の中国にて人材登用や組織の人事、組織の調整のために、「地位の高いお偉いさん(大臣とか、その上)」が使ってたものです。神殺や、通変星で吉凶を断定したり、十二運で性格を見るとか、天中殺、空亡などを使う四柱推命は、中国の国家組織では一切使われていません。そのような四柱推命は、国家ではなく、「一般庶民の間」に広まった、本当に当たるも八卦、当たらぬも八卦な「占い」です。

 

■■この記事を書いた人■■
武田将和(たけだまさかず)
M&L コンサルティング株式会社

代表取締役

1976年生まれ   42歳

四柱推命歴20年。他の運命学には目もくれず、ひたすら中国式の四柱推命だけを研究中。2009年に個人事業主として、「M&L コンサルティング」を創業する。2013年に法人成り(M&L コンサルティング株式会社)。2019年で創業11年目を迎える。