独立開業してから今までで辛かったこと

四柱推命日記
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独立開業してから今までで辛かったことは沢山あります。そんな経験を1つ1つ紹介いたします。これから「四柱推命」で起業をお考えの方の参考になればと思います。

 

辛かったこと その1 開業初期の仕事の少なさ

これまでに何度も、「開業初期の頃の大変さ(お金の無さ)」は書いてますので、あらためて詳しく書きません。当時の思考の流れは下記の順番です。この繰り返しです。これしかありません。

1 「今の仕事の少なさでは食べていけない」→2へ

 

2「稼ぎが出ないと自営業が続けられない(会社勤めに戻らないといけない)」→3へ

 

3「サラリーマンには絶対に戻りたくない」→4へ

 

4「だから自営業を頑張るしかない」→5へ

 

5「毎日、必死に集客に繋がりそうなことを試みる。四柱推命の勉強をする」→1に戻る。

 

以上の繰り返しでした。2009年当時は週休2日ではなく、週休半日でした。お金が入ってこないのに悠長に休む気になれません。

 

辛かったこと その2 四柱推命ソフト不動心の開発

独立開業してから今までで辛かったこと。う~ん・・・・いくつかありますので、1つ1つお話します。1つ目ですが、当時、「大変だな・・・もう嫌だな・・・早く終わらないかな・・・」と思っていたのは、「四柱推命ソフト不動心の開発」です。

 

私がやるべき不動心のチェックや、アイデア出しがなかなか進まず、完成に7年もかかりました

これは不動心のプログラム開発者様の作業が遅かったとかでは一切ありません。私の不動心チェックが、なかなか進まなかったことによります(エラーや間違いが無いかのチェック、要望通りに作動しているかの確認や、ここはこうしたい、こうしたいなどを考えること)。日々、ご相談を受けつつ、四柱推命通信講座をやり、ブログを書き、不動心のチェックや、不動心のアイデアも出すという感じで毎日、過ごしていましたから、今現在よりも忙しかったです。しかし、どうしても「不動心」は開発しないといけないものでした。

 

不動心を作ろうと思った大きな理由は・・

私はどうしても、「毎年の五行の点数」を100年、ソフトウェアで正確に出したかった。それを出すことで、「四柱推命判断が飛躍的にしやすくなる」と感じていました。2010年、2011年頃までは、毎年の五行の点数を、「頭の中で暗算」していました。1年につき、各五行(木、火、土、金、水)の点数を出すので、「1年で5回の暗算」をします。大運、年運、命式の関係において、冲、支合、干合など全て考慮した上での、その年の五行の点数を出すということです

 

10年で50回、30年で150回、50年で250回、80年で400回の「暗算」を自力でやっていました。0歳から80歳までの点数を出したら、所要時間は1時間前後です。

 

不動心ができる前は、400回の暗算結果を、エクセルの年運表に打っていた

エクセルで表を作って、毎年、各五行の点数を「数字」で打ち込んでいました。ご相談されるお客様(総合コース)お1人に付き、必ず「400回の暗算」をしていました。普通の四柱推命占い師は、まずこんなことしません(時間がかかりすぎる。面倒で敬遠する)。しかし、私は「占い師ではない」ですし「普通」でもない(笑)。どうしてもやりたかったので、意地でやってました。

 

誰からも「したほうがいい」と言われたことは一度もありません。中国式四柱推命の書のどこにも、「毎年の五行の点数を計算して出しましょう(0歳から80歳ぐらいまで)」など書かれていません。私1人で、「これはやったほうがいい。面白い(大変だけど)」と気付いて(確信して)、2010年の終わり頃から、400回の暗算を始めました。「そんなもの意味無い」など、主張する方々もチラホラいるようですが、それは、「師から、やれと言われてないから、そんなことはやる意味は無いんだよ。だから俺はしない」と無根拠に従っているだけです。

 

私は遊びで「四柱推命」を扱っているのではありません。日々忙しいですし、「無意味」なことを、わざわざしません。お客様からのご相談のたびに、「暗算」のために、数十分から1時間弱も時間をかけるなんて、意味が無いとできません。「意味がある。大いにある」と確信したので暗算してましたし、「四柱推命ソフトで一瞬で計算させよう」と決意し、7年と数百万をかけて、不動心を完成させました。

独立開業後の、仕事においては、人がしないことをやるが、「私の信条」でした。師匠、師に言われた四柱推命の見方を、そっくりそのままやるのは、「師の下に付く」という意思表示です。ある程度、学んだのちは、「自身のやり方」を出していったほうがいいと考えていました。せっかく、「四柱推命」で人生をかけて社会で勝負しているのに、そんな意思表示(いつまでも師の言う通りにやる)は私にはできません。

 

閑話休題。この大変な作業(400回の暗算)を人間がするのではなく、「プログラム」で正確に素早くできたら、どんなに「四柱推命判断が楽になって、かつ四柱推命判断の質が高い水準で維持できるだろう」と考えていました。

万年暦で干支を拾って、月令出して、命式出して、天干、地支を見て、五行の強弱を自力で出して、格局を出して・・・・と判断していくのも結構です。しかし、人間はどうしても時として、「ミス」を起こします。最近、見かけたのですが、とあるプロの四柱推命占い師が、ご自身の大運のことをブログで書いてましたが、その記載が間違っていることに気付きました。なんで、プロなのに大運の区切りを間違うんだろう?と不思議に思いましたが、結構、間違ってました。「間違ってますよ」と伝えても、「間違っていない!師匠に教わったやり方だから間違っているはずが無い!」と言い張りそうな頑迷な人なので(笑)、これ以上、何も言いませんが、プロでも間違うことはあるのです。どんなに歴の長いプロが注意しても、ミスする時はミスが起こります。不動心は絶対に「ミス」がありません。不動心を使用することで、浮いた労力と時間を、「四柱推命判断、解釈に注ぐ」ことで良き仕事に繋がります。

 

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