忌神が巡る時期に新しいアイデアが湧いたり試したくなった場合(受講者さまからの質問)

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それでは次の質問にお答えします。

あまりないことかもしれませんが、忌神が巡る時期に、新しいアイデアが湧いたり試したくなったりした場合、どう行動されますか。あるいはどう行動すべきでしょうか。

回答:今、試すべきなら試します。忌神の時だから「絶対にやってはいけない」ということはありません。ただし忌神運特有のリスクは引き受ける覚悟が必要です。その覚悟があるなら、忌神運の時に何をしてもオッケーだと思います。

「忌神運の時だから、新規に事を始めないほうがいい」という考え方は、半分は正しいのですが、半分は正しくないと思ってます。忌神運の時は、その忌神の程度にもよりますが、「計画の半分ぐらい上手くいけば万々歳」だと私は考えてます。

 

忌神運の時に、「全てが、この計画通りに上手くいけば大丈夫」という心構えでいるのは良くありません。なぜ運気が悪い時に、「100%の計画達成」を望むのか?100%上手くいってこそ、事が上手く回るような計画を立てて(最初から1%のミスも想定していない)、その100%上手くいかないとダメな計画を、よりにもよって運気が悪い時に実行するなんて、私からすると正気の沙汰ではありません(笑)。

 

「この立てた計画の50%ぐらいは上手くいかないと見積もって、それでも残り50%ぐらいが上手くいけば何とかやっていける」というような、「50%の失敗(それでもなんとかやっていける)」をあらかじめ想定した上で、その計画を運気が悪い時にするのは心構えとして良いと思います。

 

要するに、「リスクを想定して、失敗を想定した上で忌神運の時に行動すべき」ということです。忌神運の時に、「計画が100%上手くいった末の成功」を望むのは違うということです。

 

忌神運の時は悲観的になったほうがいいです。喜神運の時は楽観的で問題ありません。忌神運の時は「良くない人間、良くない仕事、良くない恋愛、良くない結婚、良くないお金儲け話」に注意です。

でも、人は誰でも忌神運の時に、自分自身に近づいてきている、「良くない人間、良くない仕事、良くない恋愛、良くない結婚、良くないお金儲け話」を、「良い人間、良い仕事、良い恋愛、良い結婚、良いお金儲け話」と勘違いしやすいです(笑)。笑いごとではないのです。

 

偉そうなことをブログで書いてる、この私でも人に騙されかけたことがあります(半分は騙されていました)。そして、私を騙したその人が詐欺師だったことに、「その人が捕まった」という新聞記事で初めて知りました(数年前の出来事です)。

人が人生で失敗する原因のほとんどは、「良くないものを良くないと見極められなかったこと」に尽きます。誰もが人生において「幸せ、発展」を望んでいます。「不幸」を望んでいる人間は誰一人いないです。物事をきちんと正しく見極める目が人生において大事です。

 

以上、お答えしました。

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