子どもが何に向いてるなんて、そう簡単に分からない(親も分からない)

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私の職業は会社経営者であり、四柱推命使い(俗に言えば占い師)であり、四柱推命講座の講師であり、古物商です(古物商の免許持ってること、たまに忘れます)。リサイクルショップもやろうと思えばできます(やる予定は今はありません)。

 

幼稚園から小学生の頃、憧れた職業は警察官だったり、プロ野球選手だったり、「お金持ち」でした。中学生になると陸上部(短距離)に入ったのでプロの陸上選手に憧れたり、途中からスラムダンクにハマって、NBAのバスケットボール選手を夢見たり、ギタリストに憧れたりしました。

 

高校時代はギタリストになる!としか考えていませんでした。社会に出てのち、23歳頃に四柱推命の勉強を始めましたが、四柱推命でプロになろうとはまったく思ってなかったです。30歳を過ぎて、「会社勤め(サラリーマン)に適性が無い」ことを自覚したのち、サラリーマンを諦めて、「好きなこと(仕事になりそうなこと)を仕事にしよう」という現実的な考えで、「四柱推命」で仕事を始めました。

四柱推命で食べていけるとはまったく思ってなかったです。

 

バイトはしたくない、正社員のサラリーマンは勤まらない、お金は欲しい、犯罪はしたくない。もうヤケクソな感じで四柱推命で仕事を始めました。そしたら、「開業して2年目以降、案外、お金が入るようになった」ため、「俺ってもしかして、四柱推命の適性があるのかな?」と考えました。

 

それまでは、「俺は、この仕事に適性がある!」と思ったことが人生で1度も無く、その都度、「やりたいこと、興味が向くこと」を一生懸命やってきました。

 

35歳にして、「俺はこの仕事に向いてるのでは?」と自身で思える仕事に気付きました。自身の適性、適職を見つけるのに35年かかりました。こんなものです。私でさえ、35年です。

 

「君は会社経営に向いてるよ」とか、「君は四柱推命に向いてる」とか、「あなたは占い師がいいよ」とか、「あなたは人に指図されるのが嫌いだし、会社勤めは向かない。個人事業で起業したらいいよ」とか、そんなアドバイス、指針を伝えてくれた人は人生で皆無でした。

 

私の両親も私の適性は分からなかった。学校の先生も分からなかった。高校の進路指導の先生も分からなかった。「今の成績じゃ、将来ホームレスになるぞ」と言った教師もいました(笑)。ひどいですよね。まあ、しょうがないのかもしれません。

 

私自身が35歳まで、「自身のやりたい仕事。合う仕事」が分からなかったのですから。本人が分からないのだから、周りの人間が分かるわけがありません。

 

結局、自分で「自分の仕事」を探し当てました。お客さまからの四柱推命相談において、「適性、適職が分からない」など、いただきますが、「それは普通」なので焦ることはありません。私みたいに35歳でようやく、「これかな」と適性に気付く人もいますので。

 

最近、娘は、とある楽器に興味を持ったようです。私が音楽好きなことが影響してかもしれません。娘の命式を見る限り、私の跡を継ぐのは(四柱推命のプロ)、あまり向いてない気がします(笑)。なんでもいいので娘が興味を示したものを最大限、経験させて、「モノ」にならなければ、それでいいと思ってます。今は、その楽器を精一杯、練習してもらって、結果どうなるかを見守りたいと思います。

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