四柱推命の「どこ」を見ればいいの?どこが大事なの?プロはどこを見ているの?

2020年1月21日四柱推命の初心者の方へ

2020年、1月から始めます!毎度のことで、いつまで続くか分かりません。途中で自然消滅かもしれまんが、やります。やったります!新企画です。四柱推命歴20年の偏屈おじさんが(今年で44歳になっちゃいます)、四柱推命の、「ちょ~初心者」の方のためにわかりやすくお話します。新企画のタイトルはこれから考えます。まだ思いついていません。

 

わかりやすく四柱推命を説明します。「しちゅうすいめい」と言います。「よんちゅうすいめい」とは言いません。

では始めます。理論や理屈、小難しい話や四柱推命の歴史や流派などは全部、すっ飛ばします。あくまでも私なりの考えです(中国式の四柱推命理論に基づきます)。とにかく分かりやすく教えます。

 

「命式のどこを見ればいいのか?どこが大事なのか?プロはどこを見るのか?」についてです。まずは命式を載せます。下記をご覧ください。命式(めいしき)というのは、4つの干支(八字)のみだと思っています。よって十二運(じゅうにうん)や蔵干(ぞうかん)などは載せません。まずは命式(八字)をよく見ていただきます。

 

時 日 月 年

壬 癸 辛 壬

子 卯 亥 戌

月令(壬)

 

まず最初に見る部分は、「天干(てんかん)」です。

以上が4つの干支(かんし)です。命式が出ました。さて、まず最初にどこを見るか?どこが大事なのか?私はまずは、「4つの天干(てんかん)」を見ます。4つの天干を見ると年干から順に、「壬、辛、癸、壬」と並んでいます。五行で言いますと、壬(みずのえ)が水、辛(かのと)が金、癸(みずのと)が水、壬(みずのえ)が水です。天干を五行別に数えると、「水が3つで、金が1つ」です。

 

天干を見るだけで「格局(かっきょく)」が判明することもあります。

ここで、「うん、なるほど」と思いますし、既に格局(かっきょく)が判明しています。中国式の四柱推命をある程度勉強されている方なら、ほとんどの方が、この命式の格局が分かっています。ただ、今日は格局(かっきょく)は置いときます。「命式のどこを見るか」を分かりやすくお伝えします。

 

月令(げつれい)、月支(げっし)とはなに?同じものじゃないの?

月令は壬(みずのえ)になっていますが、当然と言えば当然です。月支(げっし)が亥(11月節入り以降)なので自然に月令は壬(みずのえ)になります。このあたりは、「そんなものか」と解してください。初学者の方は、あまり難しいことを考える必要はありません。

 

月支(げっし)は、生まれた月が何か?を示すもの

※月支(げっし)というのは、「生まれた月が何月か?」を示すものです。よく、「月支(げっし)と月令(げつれい)って同じものですか?」という質問をよく受けますが、厳密には同じものではありません(関連はありますが)。

 

●月支(げっし)とは「何月生まれか?を示すもの」です。月支を見れば、いつ頃の生まれかが分かります。例えば月支が「寅(とら)」なら、立春の2月4日頃から、3月6日ぐらいまでの生まれだなと分かります(初学者には分からないかもしれませんが)。月支と生まれ月の関係を下記に簡単に載せます。月支と五行の関係を下記に載せます。

 

月支(げっし)と生まれ月の関係

月支が寅 2月生まれ(2月節入り頃から3月節入り直前まで)

月支が卯 3月生まれ

月支が辰 4月生まれ

月支が巳 5月生まれ

月支が午 6月生まれ

月支が未 7月生まれ

月支が申 8月生まれ

月支が酉 9月生まれ

月支が戌 10月生まれ

月支が亥 11月生まれ

月支が子 12月生まれ

 

月支(げっし)と季節(春、夏、秋、冬)、月支(げっし)と五行(ごぎょう)の関係

●月支が寅(2月)、卯(3月)、辰(4月)の方は春月生まれです。2月から4月生まれの方は、「五行の木」が強い季節に生まれてます。

 

●月支が巳(5月)、午(6月)、未(7月)の方は夏月生まれです。5月から7月生まれの方は、「五行の火」が強い季節に生まれてます。

 

●月支が申(8月)、酉(9月)、戌(10月)の方は秋月生まれです。8月から10月生まれの方は、「五行の金」が強い季節に生まれてます。

 

●月支が亥(11月)、子(12月)、丑(1月)の方は冬月生まれです。11月から1月生まれの方は「五行の水」が強い季節に生まれてます。

 

※各季節の最後の月は(月支が辰(4月)、未(7月)、戌(10月)、丑(1月))は、土の五行が強くなる期間(土用の期間)が少々あります。

 

7月終わり頃、「土用の丑の日」と言って、ウナギを食べる習慣がありますね。あれは7月の後半の、「土の五行が強い期間の、丑の日にウナギを食べる」ということになります。四柱推命的に言えば、何で土の五行が強い時期に(しかも丑の日限定で)、ウナギを食べるのか?疑問ではあります。ウナギと土の五行には何の関係もありません。起源は、平賀源内という方が、知人の店の商売のために考え出したようではあります。詳しくはネットで調べてみてください。

 

月令(げつれい)は、何の五行が強い時期に生まれたかを示すもの

●月令(げつれい)とは、「何の五行が強い時期に、その方が生まれたか」を示すものです。月令の出し方は決まりがありますが、ここでは省略します。例えば月令が、丙(ひのえ)なら、「その人は五行の火が強い季節に生まれたんだな」と分かります。月令が癸(みずのと)なら、「五行の水が強い季節に生まれたんだな」と分かります。

 

※月支(げっし)と、月令(げつれい)は関係性はあります。例えば月支が寅(2月)なら、月令は必ず「木の五行(甲)」になります。じゃあ、「月支と月令は、ほぼ同じものじゃん」と思うかもしれませんが、あくまでも分けて考えたほうがいいです。例えば月支が辰(4月)だと、月令が木の五行(乙)になる場合と、土の五行(戊)になる場合があります。

 

※この月令(げつれい)というものですが、流派によっては、月支元命(げっしげんめい)など言ったりします。この月令(げつれい)・月支元命(げっしげんめい)ですが、流派により違うものが出たりします。無料四柱推命のサイトでは食神(しょくしん)と出たけど、別の四柱推命ソフトでは正官(せいかん)と出るなど普通に起こり得ます。そのあたりが、これから四柱推命を学ぼうという方や、既に学ばれている方が混乱する原因になると思われます。この点は「統一」ができていない部分なのでご了承ください。私は中国式四柱推命の理論に基づいて月令を出しますので、どうかご了承ください。

 

ついつい、説明が長くなってしまいます。話を戻します。

 

時 日 月 年

壬 癸 辛 壬

子 卯 亥 戌

月令(壬)

 

「天干に五行の水が多く、月令も水になっている」となります。よって、「五行の水が強い命式」と言えるでしょう。少し四柱推命らしくなってきましたが、これ以上深入りすると、わけがわからなくなりますので、ここまでです。

 

日干を元にして、天干それぞれに通変星(つうへんせい)を出す。月令(げつれい)の通変星も出す。

その次に見るというか、「出す」のは私の場合、天干の通変星です。天干それぞれに通変星を付けます。通変星の出し方は、日干を基準にして、各天干を見て出します。日干の癸(みずのと)が元になります。癸(みずのと)から年干の壬(みずのえ)を見ると、劫財(ごうざい)になります。日干の癸(みずのと)から、月干の辛(かのと)を見ると、印授(いんじゅ)になります。日干自体には通変星は出しません。最後に、日干の癸(みずのと)から、時干の壬(みずのえ)を見ると、年干と同じく劫財(ごうざい)になります。

 

天干には劫財(ごうざい)が2つで、印授(いんじゅ)が1つあると分かりました。そして月令(げつれい)は壬(みずのえ)なので通変星では「劫財」となります。

 

天干に劫財(ごうざい)が2つあって、月令も劫財(ごうざい)になる。ここまでの判断なら、当然と言いますか、この命式の方の性格傾向は、「劫財」の傾向が1番強いとなります。そして2番目に強い傾向は「印授」となります。

 

以上がごくごく簡単な見方です。では次に地支(ちし)を見ていきますが、その前におさらい、まとめです。

 

四柱推命で大事なのは、「天干、地支、月令」です。見るべきところも、「天干、地支、月令」です。

命式を見る際は、「天干(てんかん)」が大事です。そして「月令(げつれい)」も大事です。あとはこれから説明する「地支(ちし)」も大事です。この天干、地支、月令について、どう見ていくのか?ですが、「五行」で見ていくことがポイントです。簡単に言えば、「五行」でまとめればいいんです。天干4つはそれぞれ「五行」で分けられます。月令も「五行」は何か?が出ます。そして今から説明する地支も、「五行」で分けられます。

 

●天干の五行を出す(見極める)。

●地支の五行を出す(見極める)。

●月令の五行を出す(見極める)。

 

以上が、私が四柱推命判断をする際にまっさきに行う作業です。世のまともな四柱推命プロは大体、こんなことをしているのでは?と思います。天干の通変星は大事と言えば大事ですが、その前に天干、地支、月令の五行を把握することが大事です。

そして、天干、地支、月令の五行を全部ひっくるめて、「同じ五行」で分類します。これは私の行う四柱推命では「五行の強弱」というものになるのですが、ややこしくなるので今回の説明では省略します。とりあえず地支を見ていきます。

 

4つの地支には根(ね)が含まれていると考える。※中国式の四柱推命での大事な考え方

再度、命式を載せて、地支を見ていきます。

時 日 月 年

壬 癸 辛 壬

子 卯 亥 戌

月令(壬)

 

●地支(ちし)は、「戌、亥、卯、子」の4つです。戌(いぬ)、亥(い)、卯(う)、子(ね)と呼びます。この地支は「非常に大事」です。天干も大事ですし、もちろんプロが着目する場所ですが、「地支」こそ、最も重要な見るべき場所ではないかと思います。一見、天干のほうが大事で、地支はさほど重要ではないなど思う方がいるかもしれませんが、私は、「地支」に着目します。

 

天干(てんかん)よりも、地支(ちし)のほうが大事かも・・

簡単に言えば、地支(ちし)は、天干の強さを決めると言えます。4つの天干それぞれが、どの程度の強さなのか?を、地支(ちし)が決めると、中国式四柱推命では考えます。

 

4つの天干それぞれの「強さ」を出すことによって、どの五行が強くて、どの五行は弱いか?が出ます。この、「五行それぞれの強い、弱い」を出すことが、四柱推命の肝(きも)と言えます。

 

五行の強い、弱いを正確に出すことがポイントです。

 

※途中ですが、ここまで。次回、もう少し地支(根)の説明をしたのち、吉凶神殺星(きっきょうしんさつせい)や、十二運(じゅうにうん)について、少しお話します。

 

 

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■■この記事を書いた人■■
武田将和(たけだまさかず)
M&L コンサルティング株式会社

代表取締役

1976年生まれ   43歳

四柱推命歴20年。他の運命学には目もくれず、ひたすら中国式の四柱推命だけを研究中。2009年に個人事業主として、「M&L コンサルティング」を創業する。2013年に法人成り(M&L コンサルティング株式会社)。2020年で創業12年目を迎える。一児(娘)の父親。