弊社に届く営業メール その2

この記事は約3分で読めます。

営業メール、色々届きますが、まともに相手することはありません。今回、紹介するのは「よく分からない営業メール」の代表的なものです。

 

突然のご連絡失礼いたします。

IT導入支援コンサルタント●●の●●と申します。

弊社は、経済産業省が実施するIT導入補助金のIT導入支援事業者(登録番号●●●)です。

この度、IT導入補助金申請のご提案をさせて頂きたくご連絡致しました。

【IT導入補助金申請は2023年度が最大のチャンス】

・IT導入補助金は、2022年度にデジタル化基盤導入類型が新たに設置され、採択の約70%を占めています。その理由は、1補助率の高さ(約70%)、2上限金額350万円まで、3要件が比較的容易、などです。

・また、2023年度は、10月インボイス制度施行、1月電子帳簿保存法義務化を控えていることから、審査が通りやすくなります。

・IT導入補助金の内容については、年度単位で見直されることから、2024年度以降は、補助率、上限額、要件等が難化する可能性もあります。
なので、IT導入補助金申請は2023年度が最大のチャンスです。

【劇的に業務を効率化&コスト削減するクラウドサービス】
・弊社がお勧めしている●●は、クラウド型ERP(統合型業務システム)の代表的商品です。導入によって、御社の業務を劇的に効率化し、大幅なコスト削減を実現します。

1 入力手間が最小限で済む。 → 約90%作業削減
2 規定や数値が自動更新される。 → 入力手間ゼロ
3 紙の出力が最小限で済む。 → 約90%削減
4 事務処理時間が大幅に削減できる。 → 約70%削減
5 事務処理のミスが最小限で済む。 → 入力ミス約90%削減
6 社会保険業務が自動化でき、社労士に委託する必要がなくなる。 → 約90%作業削減
7 社内での無駄なやり取りや確認の必要がなくなる。 → 大幅な時間・労力削減

【●●は、最適なシステムの選定とIT導入補助金申請を支援しています】
・●●は、もともと経営コンサルティングをしており、会計を始めとした経営管理実務及び会計、給与などの各種業務ソフトのノウハウがあります。したがって、御社の実情を把握した上で最適なシステムの選定に努めます。
・そして、IT導入支援事業者として、面倒くさいIT導入補助金申請を支援します。

最後までお読みいただきましてありがとうございました。
お忙しいところ誠に恐縮ですが、IT導入補助金申請をご検討の際は、是非●●までメールもしくはお電話でご連絡ください。お待ちしております。

 

う~ん、私が頭が悪いのでしょうけど、この人の言いたいことがまったく分からない(笑)。仮の話ですが、私がこんな小難しい、難しそうな感じで四柱推命通信講座をやっていたら、大変なことになります。そのくらい、この送られてきた文章は、私からすると、「わけワカメ」なものです。

 

まず、文章がよく分からない。こんな、わけの分からない文章を、真面目な感じで、よく平気で送ってこれるなと感心しました。小難しいことを言ってくる営業はダメですね。

 

私はこの内容を送ってきた人に聞きたい。というか、まずはこのことを1番最初に言わないとダメでしょ。このことが1番知りたいことです。

 

「それで、あなたの言う通りにしたら、弊社は月にいくら儲かるのですか?絶対に儲かりますか?」

 

私はわけの分からない売り込みを相手にしてる暇はない。小難しい話はいいので、もっと分かりやすい文章で、「儲かるか儲からないか」で明確に説明してください。お願いします。

error: