私（武田）は四柱推命の勉強方法で「悩んだことが一度もない」ので、今回の受講者さまからの質問に対して、適切な回答ができないかもしれません。それでも私なりに回答いたします。
先生の講座内容を何度も復習したり、教えて頂いた参考書を読んだりは今出来ることとしてやっておりますが、やはり実践経験を積むことも大切だと思います。プロとして（お金をもらって）とはもちろんまだ考えていませんが、実践経験を積むのにどのようにしていけば良いのかな、と考えています。現在は家族の命式を見たり、また友人や知り合いに四柱推命の勉強をしていると話して、見てほしいと言われた時には見たりしています。プロとしてではなく実践経験を積むのに、何かアドバイスや、先生の経験などがあれば、お聞きしたいです。また、他にもおすすめの参考書などがあれば、教えてください。
回答：まずは、ご自身が身に付けたい技術（これが四柱推命で分かるようになりたい）を明確にしたほうがいいと思います。「四柱推命で何が分かるようになりたいか？」が四柱推命を勉強する上で非常に重要です。
いただいた質問文章を拝見した限りでは、「このことを（これを特に！）四柱推命で読み解けるようになりたい！」という強い思いがあまり感じられないです。ただ漠然と、「実践経験を積みたい」ではなく、例えばですが、「経営者の方に四柱推命でアドバイスしたい」とか、「いつ、心の病気になるか？を四柱推命で百発百中で分かるようになりたい」とか、「不妊で悩むご夫婦に、いつお子様が授かるか？を精度高く、助言したい」とか、なにか１つでいいので「四柱推命での勉強のテーマ」をご自身なりに決めたほうがいいです。「あれもこれも四柱推命で分かるようになりたい」では何年かかっても、どれもこれも中途半端なままになりかねません。
私はテーマをその都度、決めて勉強してました（四柱推命の勉強とも思っていません。ただただ、気になるから知りたいだけでした）。四柱推命の勉強始めの20代前半は、「通変星と職業の関係」に集中して検証してました（ブログに書いているのでご存じかもしれませんが図書館通いの時です）。2009年の開業から少しの間は、「不妊」についてだいぶ検証、研究をしてました（当時、そのようなお悩みの方をよく見かけたので）。
その後、家族の病気発症がきっかけで、「心の病気」の見方や発症時期を勉強するようになり、その流れで「健康面全般」を勉強するようになり、そのあとは「乳がん」を勉強しました（当時、小林麻央さんのこともあり）。そのあとに、経営者の方のご相談が多い時があって、「経営の専門用語」を学びなおしたりしました（四柱推命の勉強ではありませんが）。その後、「薬物」について、どんな時に人は薬物に手を出すか？を、芸能人の生年月日から検証しました（残念なことに、芸能人のサンプルは沢山集まりました）。
●通変星と職業の関係を調べる際は、図書館の年鑑を利用しました。
●不妊については、不妊で悩んでらっしゃる方（一般人、芸能人）の生年月日を、あの手、この手で入手しました（ネット上のヤフーなどの某質問コーナー。過去の質問も見れますので）。三柱推命でもいいのです。何もしないよりは、三柱推命でも考えたほうが何か得るものはあります。
●心の病気、健康面については、家族の出生からこれまでのデータや、芸能人の方の生年月日など。
●乳がんについては、乳がんで亡くなられた方、20名以上の方の生年月日。あとは中医学による、乳がんの考え方をネットで調べまくりました。薬物も同じように、薬物使用で捕まった方の生年月日から検証しました。
私の勉強はこんな感じで、いつも「必要に迫られたり、これを分かるようになりたい！という興味が湧いての勉強」でした。何をどう勉強したら良いかも、あまり悩んだ経験がありません。「この情報が手に入れば、このことが検証できる」という感じで、言うならばゲーム感覚で「知りたい。分かるようになりたい。そのためにはこれを入手しないといけない。これを手に入れれば、ここがクリアできる」という感じで、欲求のままにあれこれやってました。
手元にある情報だけでは、勉強する上で不足するのですから、「ネット」をいつも使って「事実の情報」を入手しては命式を出して、検証するという感じです。これを延々と、「自分なりに分かるようになるまで」、やってました。
お勧めの参考書は、四柱推命のバイブルの滴天髄や、神峰通考です。中国語だけの本でなく、日本語で書かれている訳書でいいと思います。これらを読んで、「面白い」と感じるか、「あまり面白くない。難しい」と感じるかは、人それぞれです。私は、「面白くて、たまらない」と感じました。
以上、お答えしました。今回の回答はあまり参考にならないかもしれません。